面接で自分を売り込む方法
面接官は太郎さん(30歳)を不採用にする理由をこのように言いました。
「経歴や実績は申し分ありませんが、こちらに伝わってくるものがないので、残念ですが、今回はお断りさせていただきます。」
太郎さんは自動車部品メーカーに勤め、生産部門で製品の製造や品質管理を担当していた中堅社員で、会社が転職支援制度を設けていたので、転職することに決めました。
太郎さんの人柄や仕事の実績からすれば、求人を募集している会社の雰囲気や募集条件にピッタリ合っていたのですが、太郎さんには自分を売り込む力が弱いという難点があり、うまくアピールできなかったのです。
いくら仕事をやり遂げる能力があっても、自分の価値を面接官に伝えられなければ意味がなく、面接に受からなければ、力を発揮する機会もなくなるのです。
まずは、必死な気持ちが面接のときに出てこなければ、何回応募しても採用されず、自分の力を認めてくれる人は必ずいるという、強い気持ちをもって、自分を積極的にアピールする方法を考えるようにします。
実は、太郎さんは人目を引くような華々しい業績を上げていないのですが、冷静沈着に仕事に取り組み、さまざまな問題を適切に解決できる人でした。
このことをしっかり伝え、さらに少し大きな声で話したり、背筋を伸ばしたり、自分の考えを堂々と主張するなどを気をつけるようにします。
自分の力を信じて、自分の能力を自分できちんと認めたうえで、本気で面接に臨むことによって、最大限に自分を生かせる場を探していくのです。
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