面接では思い込みを変える
例えば、会社の合併により、人員削減の対象とされ退職した場合、心に会社に残れなかったのは自分のせいであると考えることもあります。
しかし、心のどこかにわだかまりがあれば、転職活動にも影響が出てきて、面接もうまくいくわけもないのです。
どんな人にもこのような気持ちはあり、転職活動はこれからの新しい生き方を探す活動で、元気に前に向かっていかなければ、良い出会いも呼び込めません。
自分に合った求人情報を見逃しがちになり、面接の準備にも力が入らなくなってしまうのです。
特に、中高年の退職には、ビジネスマンが進む標準的なレールから外れたという思いがつきまとい、レールの上に乗っていれば勝ち組、外れれば負け組みという思いをしがちになってしまいます。
これは日頃から他人と比較して物事を判断することに慣れてしまっているせいだと考えられ、中高年だけではないかもしれません。
上司との関係がこじれて辞表を出さざるを得なくなった人や、会社の経営に不安を感じて辞める人など、人には言いづらい理由を抱えて退職する人にもあてはまりそうです。
また、仕事で思うような結果を出せないまま、逃げるように会社を辞めた人もいるかもしれませんが、いずれしても、転職という道を選んだ以上、自分を失敗者だと考えているうちは、良い結果は出せません。
これからの人生を豊かにする試みだと考えれば、周囲の目を気にしたり、他人の実績と見比べて落ち込んだりすることもなくなります。
前向きな考え方をすれば、良い結果は必ずついてくるのです。
□何が実績なのかは、人によって異なりますから、華々しい業績を上げていなくても落ち込む必要はないのです。
□転職回数が多いということをアピールする材料に変えることもでき、例えば、さまざまな仕事を体験したことで仕事の幅が広がり、人との折衝が上手にできるようになったなどとアピールできそうです。
□誰でも面接では緊張してスムーズに話せないのはあたりまえで、これを認識するだけで、逆にスムーズに話せます。
誠実さを感じさせる話し方を心がけたり、質問に対して簡潔に答えたりすることの方が大切なのです。 |
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