転職先は必ずある
転職を決意するまでには、心の葛藤はつきものなのですが、いったん決意したら前に進むしかありません。
この気持ちの強さが面接に成功をもたらし、その後の仕事も充実させられるのです。
「退職したが、これよかったのか?専門知識もないし、採用される自信がない・・・」などと思っている気持ちを捨てることから全ては始まるのです。
この不況の時代に、転職するのは難しいという人がいますが、これは第三者の言っていることで、振り回されることはなく、これから目指す仕事をひたすら追及するだけです。
不景気で、他の企業が苦しい時こそチャンスだととらえる会社もあり、業績が上向いてきたので、もう少し組織を大きくしたいと考える会社もあります。
中には、中高年の転職者は経験を積んでいて、欲しい人材だと考える経営者も多くいるのです。
そのような会社と、いかにして出会うかを追求すればよく、何も全ての会社に評価される必要はなく、評価される会社は一社あればよいのです。
志半ばで転職をせざるを得なくなった人は、どこか後悔に似た気持ちや被害者意識を持ちやすいのですが、そのような気持ちは、新しい出発をするにはマイナスになります。
心のどこかにわだかなまりがあると、自分で選んだ道に自信が持てなくなり、前向きな気持ちになれなくなり、これが面接ではっきり出て来るのです。
「持ち味は何ですか?」
という質問に対して・・・
「明るいところです、職場のメンバーをいつもリードしてきました。」
と本当のことを答えても、答えている本人の表情が暗く気持ちがこもっていなければ、面接官は信じません。
面接を成功させるには、日々の過ごし方から決まってくるのです。
面接では、日頃から考えて行動していることでのエッセンスが言葉の端々や表情に表れ、面接官の印象に残るのは、テクニック的な要素ではなく、日頃の過ごし方や考え方からにじみ出る、仕事に対する真剣な思い入れなのです。
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