職務経歴書は仕事の履歴書
職務経歴書が履歴書と異なる点は、仕事に関する情報だけを補強するもので、履歴書は応募者の全体像を把握するための書類ですが、それに対して職務経歴書は仕事に焦点を絞ったものです。
趣味や特技といった仕事に直接関係のない要素は原則的に省略して記入します。
ただ、趣味が高じて仕事に結びつくこともありますから、その場合は、仕事に結びつく経験として記しても全く差し支えありません。
採用者側に、自分がどれだけその業務に適しているかということを主観的ではなく、具体的な事実を挙げて客観的に伝えることが職務経歴書の目的なのです。
応募する企業が求める人材像を理解したら、なるべくそれにうまく重なるように自分の経験のアピールポイントを編集します。
同じ職務経歴書でも、提出先や応募する職種によって内容を変える必要があるのです。
<職務経歴書作成のポイント>
□基本はA4サイズ1枚で、どんなに長くても2枚に納めます。
熱心にアピールするあまりに、何枚にもわたる職務経歴書になちがちですが、要点を絞り込んで簡潔にまとめます。
□職務経歴書はパソコンで作成します。
履歴書は肉筆が原則ですが、職務経歴書の場合は文字数も多いこともあり、パソコンで作成するほうが読みやすく、適度な行間や文字の大きさで作成します。
□記入年月日と自筆署名と押印をします。
右上には記入年月日、その下に自筆の署名と押印をし、場合によっては、署名部分に連絡先を書き添える場合もありますが、これは必須事項ではありません。
□自分に何が求められているかを理解します。
職務経歴書は単に職務の経歴を述べる書類ではなく、この仕事にはどんな能力が求められるのか、自分は何がアピールできるのか、を考えた上で記入しなければ、アピール度の高い内容にはなりません。
□自分の状況に合わせて記入スタイルを変えます。
全ての人が同じスタイルの職務経歴書を書く必要はなく、自分の状況に応じてスタイルは変更すべきです。
職務経験の長い人は、経験や能力を強調する項目別スタイルを選んでもよいですし、それほど職務経験のない人は、時系列に自分の仕事内容を述べて、そこで得られた経験を箇条書きにするという方法もあります。 |
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