履歴書に多くの成果を記載
十分な職業経験があり、立派なキャリアを積んでいる人の場合、事実をありのままに書けば、立派な履歴書が出来上がるかというとそうではありません。
職歴が充実しているため、とりあえず全て書いておこうということになり、その結果、書類が視覚的に散漫になり、どれも目立たない結果になりがちなのです。
これまでさまざまな成果を挙げてきた人は、履歴書では自制心をもって、できるだけシンプルで質にこだわった記入を心がけます。
選りすぐりの内容を視覚的にもバランスよく配置する必要があるのです。
多くの成果と異動が混在している履歴書ですと、読み手はマーカーで印をつけなければ異動の歴史がわからなくなります。
このような履歴書は、採用者側に提出された段階で能力を疑われるのです。
会社での成果が立派である場合には、アピールしたい気持ちはわかりますが、履歴書と職務経歴書の使い分けをスムーズにするために、履歴書にはあくまで異動歴を記すことが結果的に職務経歴書を熟読してもらえることにつながります。
履歴書には、「履歴」と「職務経歴」をごちゃ混ぜにしないようにし、履歴書には異動歴を中心に仕事のアウトラインを伝えるようにします。
受賞歴や成果は職務経歴書で述べた方がわかりやすく、何もかもを伝えようとするとかえって逆効果なのです。
年 |
月 |
学歴・職歴 |
平成*年 |
3 |
**大学経済学部卒業 |
平成*年 |
4 |
**株式会社に入社。営業一課に配属。**を担当。 |
平成*年 |
3 |
新人営業担当者中トップ5に選ばれる。 |
平成*年 |
3 |
優秀営業担当者トップ10に選ばれる。主任に昇格。 |
平成*年 |
3 |
現金回収率の著しい向上により「年間MVP」を受賞。 |
平成*年 |
3 |
同キャンペーンにより部門総売上前年費***%を達成。 |
平成*年 |
12 |
営業三課に配属。**担当となる。 |
平成*年 |
3 |
新規取引拡大で「**賞」を受賞。 |
平成*年 |
3 |
優秀営業担当者(入社10年未満部門)トップ10に選ばれる。 |
平成*年 |
3 |
係長に昇格。 |
平成*年 |
4 |
**担当となる。 |
平成*年 |
4 |
自社アンテナショップ「****」に配属。 |
平成*年 |
3 |
「****」開店にあたり、店長となる。 |
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