転職者と新卒の違い
企業側が新卒者と転職者に期待することは異なり、実務経験がない新卒者の場合は、将来性を視点に採否を決めますが、すでに就業経験がある人の場合は、経験や実績、即戦力を視点に評価されます。
転職者の場合、過去と全く関連性のない職種に転職することは、これまでの経験や実績を生かすことができない場合もあるのです。
異業種への転職を目指したいのであれば、何らかの形でこれまでの経験を活用できないかを考える必要があります。
求職活動において求められるのはやる気ですが、単にやる気だけでは採用に結びつかず、特に転職の場合には、これまでの経験に裏付けられた実力を企業側に伝えることができなければ、魅力のある人材であると理解してもらえません。
ですので、履歴書や職務経歴書の書き方を工夫する必要があるのです。
過去の経験や実績は全部を書くのではなく、応募先の企業がどのような人材を欲しているのかという視点を理解した上で、書くことが大切なのです。
□新卒は自分の専攻と異なる業種に応募しても、関心があるという動機で通用しますが、転職者は関心があるだけでは、応募の理由にはならないのです。
その業種へ転職する必然性やきっかけを探す必要があります。
□新卒は仕事を通じて勉強していきたいといっても許されますが、転職者の場合は通用しないことが多いのです。
自分の経験や知識を、その企業や職種でどう生かせるかをアピールすることが必要なのです。 |
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