履歴書と職務経歴書の違い
一般的な応募書類は、履歴書と職務経歴書で、専門性を重視しない職種の場合には、履歴書だけで採否が決定されることもありますが、ある程度の実務経験や知識が必要とされる職種の場合は、職務経歴書の提出を求められることが多くなります。
履歴書と職務経歴書を別にするのは、それぞれの目的が違うからで、企業側はまず履歴書をみて、応募者のこれまでの人生を見て、職務経歴書で職業人としての人生を見るのです。
履歴書の記入内容は、連絡先や卒業した学校、過去の勤務先、取得した資格などのデータ的要素が中心で、職務経歴書ではこのようなデータ以外の要素をアピールできるのです。
過去の実績や職務を遂行する際に必要な能力があれば、職務経歴書でアピールするべきなのです。
その際のポイントは、いつ、どんな状況で、どんなことをして、どんな成果を挙げたか、を具体的に述べることです。
これらの要素のどれかが欠けていても説得力の弱いものとなってしまいますから、実績や成果の詳細な内容を記載する必要があるのです。
履歴書 |
形式 |
転職者用の履歴書を文具店で探します。 |
内容 |
現在の連絡先、学歴、職歴、資格、特技など、主にデータ的な内容になります。 |
文字 |
手書きが原則です。 |
写真 |
写真は一番の印象になりますから、スピード写真ではなく、きちんとした写真を撮るようにします。 |
職務経歴書 |
形式 |
通常はA4版で作成し、企業指定の書式があればそれを使います。 |
内容 |
これまでに手掛けた仕事の内容、実績などを、主に職務能力について述べます。 |
文字 |
パソコンが原則ですが、手書きでも構いません。 |
写真 |
不要です。 |
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