転職は前向きな理由とする
転職の面接では、必ずといっていいほど前の仕事を辞めた理由を聞かれ、退職の理由がリストラや倒産、家庭の事情などであれば、そのまま答えても差し支えないのですが、元の職場や待遇や仕事内容に不満があった場合には、それをそのまま答えるのは避けるべきです。
どんな事情があったとしても、新しい職場に応募する際は、前向きな理由を挙げます。
企業側も応募者の答えをそのまま受け取ることはないのですが、面接の場で元の職場の不満を述べるような応募者は常識がありませんし、入社しても同じことになりかねないと思われてしまいます。
職種や勤務地については、自分の希望をはっきりアピールすべきですが、給与については、あまり希望を言わないほうがよいと思われます。
もし、条件を聞かれたら、先に企業から条件を提示してもらう形をとり、検討させていただきたいという態度をとるほうが、結果的には交渉を有利に運べます。
現実の退職理由で多いのは、職場の人間関係ですが、これも採用面接の場で触れるべきではなく、対人関係はどこの職場でもついて回ることだけに、協調性に欠けると思われてしまいます。
□後ろ向きな理由は避けます。
前の勤務先や仕事に対する愚痴は厳禁で、転職の理由は前向きな理由とします。
□尊大にならず、卑下もしない姿勢。
前の勤務先が有名企業でも大企業でも、それを自慢しないようにします。
逆に知名度の低い企業でも必要以上に謙遜する必要もなく、今の自分を自然に受け入れている態度が好印象につながります。
□辞めてから決めるより、決めてから辞める。
リストラや倒産は別として、在職中に求職活動をしたほうが好条件で決まる傾向があります。
□再就職は準備が必要
出産などで仕事を離れていた人は、通常の転職よりもブランクがあるだけ不利なので、そのを補うためには資格取得や短期のアルバイトやボランティアで実務経験をもつようにします。
□給与の高望みをしない
転職も再就職も採用時の給与額にこだわりすぎるとなかなか決まりません。
仕事内容にある程度満足できるのであれば、まず仕事を始めることが先決で、待遇についてはその後でも間に合います。 |
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