履歴書作成の注意点
履歴書は採用者側にネガティブな印象を与えることのないように、読みやすい楷書の肉筆で、事実を正確に書くことが求められます。
誤字、脱字、当て字などには気をつけ、修正液も使ってはいけませんから、鉛筆で下書きをしておき、それを清書するようにします。
普通、履歴書と職務経歴書は一緒に提出しますから、履歴書の内容が採用者側の興味をひかない場合、職務経歴書に目を通さないまま不採用とされることもあります。
履歴書では、ごく限られた記載事項で、誠意とやる気を伝えなくてはならないのです。
□履歴書はすべて手書きが原則
文字の与える印象も重要な採用基準で、パソコンで作ると人間性が伝わりにくいのです。
□読みやすい、はっきりした文字で書きます。
インクはブラックで、使用筆記用具は万年筆で、誤字、脱字、当て字に気をつけます。
□写真はスピード写真やスナップ写真を避けます
写真は第一印象を決めますから、専門の写真館で撮影します。
□学歴はできれば小学校から記載します
採用側は居住地に関心をもつ場合もあります。
□修正液の使用は厳禁です
間違えたら最初から書き直します。
鉛筆で下書きをしてからなぞるようにします。
□使用済みの履歴書の再利用は避けます
不採用企業から返却された履歴書のリサイクルは避けるようにします。
応募の動機や将来の希望欄は応募企業に合わせて書き分けます。
□封筒の宛名書きにも気を抜かない
封筒の宛名でマイナス点をつけられたら、中の書類に対しても好印象は得られません。
□急な応募に備えて履歴書は書き貯めをしておく
応募先によって書き分けるのは、応募の動機と将来の希望のみですので、それ以外の部分は変更がないので、あらかじめ記入しておきます。
□作成した履歴書はコピーしておきます
応募資料は必ずしも返却されるとは限りませんから、どこの企業にどんな履歴書を送ったのか、自分の手元にもコピーを残しておきます。 |
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