若者向けのハローワークとは
若者向けのハローワークとは、就職準備セミナーや個別相談など、キャリアの足りない若者に対して、ニーズに合った細かな就職支援サービスを提供してくれる施設をいいます。
若者向けのさまざまな就職支援サービスを１ヶ所で受けられるワンストップ・サービスが売りで、同じ施設内にハローワークも併設されていて、そちらに紹介状も出してもらえます。
施設の名称は、「ジョブカフェ＊＊」「就職サポートセンター」「ヤングキャリアセンター」「若者しごと館」など様々です。
ハローワークのヤングコーナーとは、一般のハローワーク内に設置された若者専用の窓口で、フリーター・ニートなどで正社員としての就職を希望している若者に限定して就職に関する相談を受け付けています。
また、ヤングコーナーを設置していなくても、一般の求職者とは別枠で若者の職業相談にのってくれたり、フリーター担当のジョブサポーターを配置しているところもあるようです。
また、ハローワーク渋谷では、ヤングコーナーがないにもかかわらず、日常的に若者就職支援に力を入れていて、求職登録すると、申込用紙に書いた年齢から自動的に「３９歳以下」専用窓口に案内されるようになっています。
「３９歳以下」で、まだ志望条件が明確になっていない人については、時間をかけてじっくりと相談にのってくれ、また、２段階のサービスが用意されています。
まず、既卒３年以内で、卒業後に正社員になれなかった人に対しては、本人が希望さえすれば、専任の学卒サポーターが完全予約制のマンツーマン指導してくれ、期間は原則として３ヶ月以内です。
既卒３年以内専用のトライアル求人も紹介してくれるため、やみくもに応募するより有利なのです。
そして、どんな仕事に就いたらよいかわからなく悩んでいる人に対しては、同所近くに設置された「ジョブクラブ」というグループセミナーを紹介してくれます。
何をしたらよいのかわからない全く白紙の人でも、このセミナーを受けると自己理解が深まり、コミュニケーション能力が高まると言われています。
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