早期就職支援プログラムとは
「早期就職支援センター」とは、雇用保険受給資格決定後おおむね１ヶ月以内の人で、早期の再就職を目指している人を対象に、１日でも早く就職したい人向けに、最長３ヶ月の個別支援を専門に行なうハローワーク関連施設をいいます。
登録者を一ヶ所に集めてプログラム概要や早期就職の心構えなどについて説明が行なわれ、このときに「ワークシート」といわれる自己発見ノートの書き方を詳しく講義されます。
「ワークシート」に書き込むことで、これまで自分が経験してきた職務内容や自分の性格・価値観などを振り返り、自分は何ができるか、また何がしたいかなどを客観的に整理します。
その内容から、どういう求人に応募していくかなど、より実現可能性の高い「目標の絞込み」まで行なうようになっています。
その後、担当ジョブクリエイターとのマンツーマンによる職業相談がスタートし、これは原則として週１回の完全予約制です。
ジョブクリエイターは、全員が民間企業の人事労務経験者またはキャリアカウンセラーの有資格者です。
相談時間は、通常は３０分〜５０分ですが、この初回相談に限っては１〜２時間もかけてアドバイスしてくれます。
ワークシートが完成したら、応募企業に合わせた履歴書や職務経歴書を作成するのですが、応募のたびに、ジョブクリエイターからのアドバイスが受けられる人は、客観的な視点から応募書類が作れ、企業が求めている人材像にあったアピールができるのです。
また、応募企業への求人条件の確認などの電話連絡等もジョブクリエイターがしてくれるのです。
面接で不採用になった場合は、どこがどうだったのかをジョブクリエイターと一緒になって振り返り、次回以降にその反省点を生かすこともできます。
個別相談とは別に、模擬面接もプログラムに組み込まれていて、グループワーク形式で行なわれるのが特徴で、これは少人数のロールプレイング方式で模擬面接が行なわれ、終わった後に参加者同士で振り返り、参加者が交流し、お互いにアドバイスしあうことにより、難しい課題に取り組むことができます。
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