面接での退職理由とお礼状
面接の受け答えで注意したいのは、以前勤務していた会社の退職理由で、これは志望動機と並んで面接での定番の質問の一つです。
労働条件が悪かったことを挙げる人も多いのですが、ハローワークで求人の多い中小企業では、ある程度仕事を覚えるまでは安い給料で我慢して欲しいと思っているかもしれません。
ですので、不用意に前の会社での不満をぶちまけるのことで、すぐに辞められるのではという不安感を持たれかねません。
転職回数が多い人は、「こういう仕事がしたかったので退社した」と、前向きの姿勢で転職したことをアピールします。
履歴書や職務経歴書を書くときには、求人企業についてよく調べておくが大切ですが、その点は面接でも同じです。
ほんの少しの知識の差で、ライバルたちを一歩も二歩もリードできるのです。
面接が終わった後に受けた会社の採用担当者または社長宛にお礼の言葉を記したはがきを出しておくと効果的です。
会社の方は、たくさんの方の面接をしていますから、ほとんどの人はあまり印象に残らないのですが、そこにお礼状が届くと、印象の強さがまるで違ってくるのです。
会社が誰を採用しようか迷っているときには、このお礼状が最後の決め手となるのです。
そのためには、かばんの中には履歴書や応募書類だけでなくはがきも常に何枚か入れておくのです。
株式会社****
総務人事課 **** 様
拝啓、貴社、益々のご清栄のとお慶び申し上げます。
先日は、お忙しい中、わざわざ面接の機会を賜りまして、誠にありがとうございました。
おかげさまで、貴重な時間を過ごすことができました。
また、オフィスを拝見させていただき、貴社の人間味溢れる社風にも触れることができました。
重ねて御礼を申し上げます。
末筆ではございますが、お世話になりました人事スタッフの皆様にもよろしくお伝えいただきますようお願い申し上げます。
敬具
平成**年**月**日
東京都*******
山田 太郎 |
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