職務経歴書の作り方
職務経歴書はフリースタイルで作りますから、初心者にはなかなか難しい作業となります。
ハローワークで使用しているマニュアルで、順番に質問に答えてメモをしていくと、自動的に書く内容が浮かび上がってくるものがありますので、これを使ってみます。
職務経歴書の作り方
職務経歴書の作り方(新しいバージョン)
@どんな会社で働いてきたか
まず最初に思い出してメモしたいのが過去に勤務した会社についてです。
誰も知っている超有名企業に勤務していた人なら話は別ですが、そうでなければ、どんな会社にいたのかを説明しておかなければなりません。
勤務していた会社について、事業内容、年商、従業員数、事業所数、創業年度など客観的なデータを書き出してみます。
Aどんな仕事をしていたか
自分の経歴を時系列順に追って行きます。
手順としては、最初に就職した会社から、@いつ(**年**月)、Aどこで(**入社 **部配属)、B何を(**の担当になる)、の3つの質問に答えていくように書き出していきます。
これに答えるだけで、自動的に経歴部分ができあがります。
B仕事でどのような成果をあげたか
単に経歴を書き出すだけでは、何をやってきたのかは何となくわかっても、その人なりのアピールポイントが明確になりません。
自分の過去を振り返り、それぞれの仕事を通じてどんな成果を挙げてきたのかをより具体的に書き出してみます。
人に誇れるような成果でなくても、振り返ってみて、よくがんばったこと、成長したこと、を自分なりに感じたことを書き出します。
Cほかにアピールポイントは
自分ではなかなか気付かないアピールポイントもあり、例えば、アルバイトの採用を任されたり、新人を指導したり、社内研修を受けてスキルアップに取り組んだり、職場の改善運動に参加したり、などです。
また、資格など目に見える形での成果はなくても、その仕事を通してどんなことを学んだか、どんなことを心がけて仕事をしてきたかといったことも、仕事に取り組む姿勢として表現できます。
些細な出来事の中にも、仕事の能力をアピールする材料があるかもしれません。 |
以上のような要領で、職務経歴書を書く材料をまとめていく作業に入ります。
D自分が培ってきた職業能力は何か
これまで書き出してきたメモの内容を見ながら、自分が仕事で培ってきた能力を箇条書きにしてまとめてみるのです。
具体的に何ができるか、何に詳しいかを書くだけで、かっこうのよい言葉で表現する必要はありません。
改めてみると、自分では当たり前のようにやってきたことも、他の会社の人からみたら、それは十分に職業能力とみてくれるかもしれません。
E「やりたい仕事」と「できる仕事」の違いは
自分のこれまでのキャリアを改めて振り返ってみると、意外な発見があり、振り返りの中で気付いたことを元にして、「やりたいこと」を明確にします。
その一方で、自分に「できること」も明確にします。
これまで書き出したメモをもとに、ずばり他の会社では「何ができるか」をまとめてみます。 |
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