面接で前の会社を辞めた理由
「なぜ、前の会社を辞めたのですか?」という質問も、面接では必ず聞かれる質問です。
あいまいな答え方をすると、何かを隠しているのではないかと疑われてしまいますので、明確に答えて面接官を納得させなければなりません。
実際の理由は消極的理由かもしれませんが、「新しくやりたい仕事を見つけた」「これからはこういう仕事がしたく、退職した」などの積極的理由を話すようにします。
採用担当者からすると、せっかく雇った社員がまたすぐに辞めてしまうのではないか、という心配が常にありますから、辞めた理由については非常に神経をとがらせているのです。
応募者の答え方があいまいだと、前の会社に問い合わせて経緯を聞くこともあるようです。
応募者としては、たとえ人間関係で辞めるとしても、表面は円満退社ということにし、積極的で前向きな理由を考えるようにします。
@会社の倒産の場合
「会社が経営不振で倒産したため、退職しました。残って再建する選択肢もあったのですが、組合の委員長が「君はまだ若いのだから、他の会社でもやり直しができる。ここで苦労するより、他で可能性を求めなさい。」と言ってくれたのが退職のきっかけです。運が悪いともいえますが、大きな試練を乗り越える貴重な体験をしたと思っています。」
A人間関係が原因の場合
「実は会社でちょっとしたトラブルがありました。手違いで、大事なお客様にご迷惑をかけてしまいました。誰が悪いということではないのですが、*人でチームを組んでいたのでリーダーであった私が責任を取るということで辞職しました。お得意様は辞めることはないと言って下さったのですが、けじめをつけるため退職しました。このような経験も貴重な経験として捉えております。」
Bスキルアップを目指す場合
「前の会社では、営業職として飛び込みで顧客を開拓し、売上に貢献できたと自負しておりますが、営業マンとしてはそれだけで満足できないと感じるようになりました。営業全体を見渡して販売戦略を立案し、スケジュールどおりに実行・管理できなければ、真の売上貢献にならないと思い、スキルアップを求めて転職しました。何回か転職をしていますが、一貫して営業職で、そのたびにスキルアップしています。」 |
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