工場長経験で管理職志望
46歳の太郎さんは自動車部品メーカーで人事、経理、生産管理を経験してきており、管理職を志望している場合、ハローワークでの仕事の探し方は次のようになります。
@職種は「専門的・技術的・管理的職業」を選択し、「詳細」をタッチし、「会社等管理職員」を選択します。
A業種は入れるなら「製造業」を入力します。
B職種は「職種コードで検索する」を選択し、職種コード入力画面で「231−12」(工場長)と入力します。
Cまたは職種で「事務的職業」を選択し、「詳細」をタッチし、「総務・人事」か「経理・会計・財務」を選択します。
D年齢は実年齢より5歳くらい若く入力します。
E管理的職業で検索するときは、業種はあまり意味がないので入れなくてもよく、入れる場合は、「製造業」を選択しておきます。
太郎さんは生産管理を長年経験されていますから、本来の職種は「工場長」と入れたいところですが、「専門的・技術的・管理的職業」の詳細には、それがありません。
そこで、職種コードから検索する方法を行なうため職種コードを調べます。
これは職員に聞くか、備え付けのマニュアルで工場長の職業分類コードを調べて、その番号を職種コード入力画面に入力します。
すると、工場長を募集している求人だけを出すことができます。
この職種だと、給料を多少低く設定したとしても検索結果の件数はあまり変わらず、管理的職業辞退の求人が少ないのです。
中小企業の場合は、営業や総務・人事などをこなしたうえでの管理的な業務もこなすプレイングマネージャーの形態が多いので、管理的職業ではなく、むしろ人事や経理などの職種からアプローチしていったほうがもっと広げられるかもしれません。
太郎さんが経験のある人事で探すのであれば、「事務的職業」から「総務・人事」を選択します。
また経理で探すのであれば「事務的職業」から「経理・会計・財務」を選択します。
それを見ていき、「人事課長候補」とか「経理課長候補」となっている求人を探すのです。
それでも求人件数が少ない場合には、年齢入力画面に戻って、実年齢よりも少し若い年齢に設定し直すのも一つの方法です。 |
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