定年前の早期退職で再就職志望
５８歳の太郎さんは元管理職で、定年前に早期退職し、どんな職種でもよいので働きたいと思っているような場合、ハローワークで仕事を探すには次のようになります。
①職種は「施設管理・管理人・警備の職業」を選択し、「詳細」をタッチし、「マンション・寮管理人」「警備員」などを選択します。
②または「清掃・軽作業・農林漁業の職業」を選択し、「詳細」をタッチし「清掃員・衛生作業員」などを選択します。
③そのほかの職種では、求人票の「定年年齢」が高く「再雇用」と「勤務延長」が「有り」となっているところを探します。
④管理職としてこれまでのキャリアをつなげようとすれば、年齢的にかなり難しくなりますから、やはり職種を変えたほうが採用はされやすいと考えられます。
職種を変えられるのでしたら、比較的入りやすいのは、管理人、清掃、倉庫、ビルメンテナンスなどになります。
特別な資格が必要なのはビルメンテナンスくらいで、これも公共職業訓練を受けると比較的容易に取得することができます。
警備関係も、募集している会社は６０歳以上の人を想定している場合もあります。
職種を指定しないで事務的職業を検索した場合、たくさんヒットしますが、「年齢不問」としながらも不問ではない求人が多く、採用される可能性が低いのです。
太郎さんの場合、まずは定年年齢をみて、６０歳定年なら２年しか働けませんが、６５歳定年なら７年もあり、採用の障害にはなりません。
次の定年後の再雇用があるかどうかについて、これが「有り」で「６５歳まで」となっているなら、採用の可能性はあります。
「勤務延長」が「有り」であっても可能性があり、求人票の「定年年齢」「再雇用」「勤務延長」を見ていくと応募可能であるかがわかるのです。 |
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