求職申込書と求職公開申込書
ハローワークを利用するための手続は求職登録だけで、検索機で求人検索するだけなら求職登録は必要ないところもありますが、職業相談を受けたり、最終的に紹介状を発行してもらうためには求職登録は必要になります。
具体的には、求職申込書と呼ばれるカードに個人データを書き込むだけなのですが、意外と時間がかかります。
求職申込書
住所氏名から学歴までは何も考えずに書けますが、「希望する仕事」「希望月収」「希望勤務時間」などについては時間がかかりますので、出かける前にあらかじめ決めておき、現地で書き写すだけにしておくと楽です。
「希望する仕事」については、たとえ未経験でもやりたい仕事があるのでしたら、遠慮せずに書くようにし、窓口では経験のある職種と未経験の職種の両面で探したい旨を話します。
ハローワークによっては、求職登録を行なうとき、求職票とは別にキャリアシート(求職公開申込書)といわれる用紙も渡されることがあります。
これは、ハローワークで自分のキャリアを求人企業向けに公開するための手続で、これに自分の職務経歴を詳しく記入して提出すると、そのデータが求人企業向けのデータベースに登録されます。
求人企業が経歴をみて「この人と面接してみたい」とハローワークにリクエストすると、ハローワークからその会社の求人票が自宅に送られてくるという仕組みなのです。
求職公開申込書(横浜ハローワーク)
このキャリアシートは、求職票とは違って、あくまでも任意ですから提出しなくても問題はありません。
このシートに書き込むことで、自分のこれまでのキャリアを客観的にみることができ、また、窓口の相談員もキャリアシートに自分のセールスポイントを書き込んでくるような熱心な人に対しては、より親切にアドバイスしてくれます。
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