求人票を見るポイント
ハローワークの検索機での求人の検索は、条件を加えて絞り込んだり、逆に条件をはずしてみたりして、最終的にヒット数が数十件になれば、探しやすくなります。
そして、画面右下の「求人一覧」ボタンをタッチすると、入力した条件に合った求人が一覧表示されます。
気になる求人票をタッチすると、求人の詳細が記載されている求人票を画面いっぱいに表示することができます。
求人票
求人票をみるポイントは次のようなところになります。
@社会保険を完備しているか
中小零細企業が多いハローワークの求人の中には、未加入の社会保険に未加入の会社もあるのです。
社会保険がないと、多少給料がよくても国民健康保険や国民年金の保険料を自己負担しなければならないだけでなく、失業したときに雇用保険がもらえません。
ですので、「加入保険等」の項目で、「雇用・労災・健康・厚生」に斜線が引かれていなければ、社会保険を完備しているということです。
A就業場所はどこか
求人票を画面に呼び出すと、左上に募集している企業の所在地が書かれているのですが、そこが勤務地とは限らず、勤務地はその下段にある「就業場所」に記載されている住所です。
また、裏面にある「選考場所の地図」も勤務地と異なっている可能性があり、「所在地」は本社、「就業場所」は支店、面接場所は別の支店と、全てが異なる場合もあるのです。
B固定給はいくらか
「毎月の賃金(税込み)」の欄をみると、毎月必ず支給される固定給は「基本給」と「定期的に支払われる手当」を足した額(a+bの欄)になります。
基本給のほうは、「**万円〜**万円」とかなり幅を持たせた記載になっていますが、年齢が若かったり、まだ経験が十分でない人の場合は、下限額からのスタートと考えた方が無難です。
基本給を低く、手当を多くしている場合は、昇給や賞与に影響があり、これらのベース部分は基本給によって決まるのです。
C特記事項・賞与欄
試用期間は、賃金欄の表示とは給与の額が異なることもあり、その場合、「試用期間」欄に「試用期間**ヶ月は**万円」と明記されている場合もあります。
ボーナスについては「賞与」欄に「年2回*、*ヶ月分」と記載されていますが、それは前年実績ですので、採用後は必ずその通りになるとは限りませんので、目安としておきます。
Dどんな仕事をするのか
「仕事の内容」欄をみれば、どのような仕事をするかがわかります。
「職種」欄は募集している職種と異なる場合もありますから注意が必要です。
E残業は多いのか
求人票の数字が全く当てにならないのが、「就業時間」欄にある「時間外」の項目で、例えば、ここに「15時間」と記載されていても、入社後、それを超えた残業を強いられることもあるのです。
これはあくまで年間を通じた平均ですので、たくさん残業する月もあれば、少ない月もあるのです。
また、休日については「休日等」の欄にある「週休二日制」のところが「毎週」となっていなければ(「その他」と記載)、隔週土曜休みや月に一度土曜出勤などの可能性があります。 |
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