退職時に名刺も会社へ返却
退職時に会社に返却するものとしては次のようなものです。
@社員であることを証明するもの
A会社から貸与されているもの
B社費で購入したもの |
通勤定期券も貸与であるなら返却が原則で、入社時に給料日を待たずに定期券や定期代が支給されていれば、貸与と考えられます。
しかし、会社によって、通勤交通費や定期券は一部自己負担など支給方法や扱いが違いますから、会社に尋ねてみるようにします。
また、医療保険の被保険者証も、会社によって違い、社会保険完備の会社で健康保険に加入している場合では、退職と同時に脱退となるので、その健康保険被保険者証を返却する必要があります。
これは転職先で再加入するか、自分で国民健康保険に加入することになります。
また、顧客の名刺について、自分がもらったと思うのは間違いで、もらったのは業務担当者であり、名刺は会社のものです。
業界や職種によっては、自社の取引先担当者を網羅するように集められた名刺は、社外秘ともなる情報なのです。
上司に返す前にコピーしておくことなども厳禁で、礼状送付のため一部のお世話になった方の住所を控えておく程度にしておきます。
特に同業界に転職するような場合には注意が必要で、情報管理に厳しい会社では、入社時の雇用契約の中で「退職後も、一定期間は同業種の業務に就かない」という競業禁止義務の特約などを設けている会社もあります。
名刺に限らず、パソコン内のデータの扱いなど会社の情報には注意が必要なのです。
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