退職の挨拶状に転職先
額面給与は同じですが、退職日が1日違うだけで最後の手取給与が大きく変わることがあり、これは社会保険料が翌月の給与から天引されるからです。
月末に退職すると、前月分と当月の2ヵ月分の保険料を最後の給与から支払うことになるのです。
例えば、9月30日に退職すれば、8月分と9月分の2ヵ月分の保険料が天引されます。
10月1日に退職するなら、9月分の保険料が天引されるだけなのですが、どちらにしていつかは支払わなければならないので、どちらが得であるという話ではないのです。
また、退職日が決まったら、転職の挨拶状のはがきを準備しておき、退職後、できるだけ早い時期に送れるように、文面やレイアウトを決めたり、発送先のリストを作っておきます。
しかし、ここに転職先の社名を記すことは避けることが無難で、送る相手は取引先の担当者や仕事でお世話になった方など、退職する会社を通じてお付き合いを得た場合がほとんどだからです。
もし転職先が同業界の会社であれば、社名を記すことで問題が起きる可能性があるからです。
また異分野の会社に転職するなら、あえて記述する必要はなくなります。
もし、社名を記すなら、相手を選んで印刷文面の余白などに手書きの一筆で添えるなどします。
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