面接での退職理由
中途採用の面接で、退職理由を聞かれる場合の会社の狙いとしては、採用したら勤続できるのかの確認、また退職の決断という場面を通じて、応募者の仕事姿勢などを知ることです。
前職場の経営方針や上司への批判、人間関係のトラブル、あるいは待遇面の不満などに触れるのは危険で、どの職場にも似たような状況はあるので、警戒心を抱かれてしまいます。
志望動機につながる前向きな理由、前職場ではできなかった仕事上の目標を挙げるような回答をします。
その際、「やりがいのある仕事がしたい」という回答は避けるべきで、仕事に意義ややりがいを見つけられるかどうかは本人の仕事姿勢により、自分から積極的に仕事に取り組めない人と思われる可能性があるからです。
<例>
「転職を決めた理由はなんですか?」
仕訳入力から決算までの経理業務を担当し、経理としての専門性を磨きたいというのが理由です。
前職場でも入社当時は経理部に配属されていましたが、大幅な組織変更があり新設した営業所に異動になりました。
経理以外の幅広い業務にも携われることは楽しいのですが、長い目で自分のキャリアを考えて転職を決意し、*月の営業所決算が終えた時点で退職の予定です。 |
ただキャリアアップを目指して転職するというのではなく、なぜ前職場でキャリアアップできないのかと懸念されますから、不可抗力、または努力をしても前職場では希望や目標を達成するのが難しかったことなどを伝えます。
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