履歴書にマニュアル表現の記載
履歴書には、簿記や英検、運転免許、MOUS、漢字検定など応用範囲の広い免許、資格なら記述すべきです。
しかし、取得したまま何年も経っている「珠算3級」「英検2級」などを書けば、常識はずれと思われ、また趣味やスポーツのライセンスなども趣味欄に記載すべきです。
また、「色彩検定、医療事務、校正技能」などと一貫性のない資格・検定を書き並べることも避けます。
志望内容に関連した取得年度の新しいものを優先し、免許・資格欄の目的を考えたもを記載します。
また、履歴書の趣味・特技の欄について、履歴書に書けるような趣味も特技もない場合には、悩む必要はなく、採用選考の重点項目ではありません。
ですので、趣味は「読書」でも何でもいいのです、無理なユニークと思われるようなことを書く必要はないのです。
また、マニュアル表現は控えるようにし、これは昔から履歴書の書き方見本に使われてきた語句やフレーズで、大勢の人に向けたもので漠然としたものが多いのです。
志望動機欄は職歴と並ぶ採用選考の重要ポイントで、この欄を見れば、応募者がどんなキャリアを持ち、どう働きたいか、経験や知識をどう生かすかがわかるのです。
逆に、それがわかる自分なりの具体的な情報を書き、そのために応募したと伝えていく必要があるのです。
マニュアル表現では、有利な職歴アピールも未経験ハンディもカバーできないままになってしまうのです。
<マニュアル表現の例>
@御社の事業内容に興味を感じて
応募したのだから興味があるのは当たり前で、安易な印象を与えるだけで、どういう理由で事業内容のどこに興味を感じたかを明らかにします。
A憧れの業界
求人の応募者として、その憧れの職場で何ができるのか、どう働きたいのかを伝えることが必要です。
B御社でいろいろ学びたい
職場は学校ではなく、自分の能力で貢献すべきところですので、意欲や謙虚さのアピールのつもりでも逆効果なのです。
C御社の社風が自分に合う
根拠もなく、実際の勤務しないと本当のところがわからない雰囲気を志望動機にするとマイナスなだけなのです。
Dやる気は負けない自身がある
強烈な自己アピールにしたつもりでも、無責任な記述と思われるだけなので、実際の何ができるのかを伝えるべきなのです。 |
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