短期で転職した職務経歴書
職務経歴書の書式は自由で、市販の用紙を使って手書きで作成する人もいますが、市販の用紙は履歴書の職歴欄と似ており、内容も書き方も履歴書と同じなのです。
これだと採用担当者に読まれなくなりますから、パソコンで自作するなどして工夫すると、見た目の印象もアピールへの注目度も変わり、パソコンスキルも伝わります。
結果同レベルの応募者でも評価に差をつけることができます。
また、職務経歴を詳しくするために、長々とした自分史のような書類にしてしまうと、読まれないばかりか減点の対象となりかねませんので、キャリアの多い人でも、1枚でまとめることが必要です。
職務経歴書は選考に有利な情報を提供する書類で、これまでの経歴が立派でも、応募先で評価されないものを詳細に綴っても意味がなく、洩らさず書くより、自分の「売り」をクローズアップして、注目してもらうことなのです。
また、新卒就職したものの短期で転職する人に、職務経歴書が必要かどうかについて、このような人ほど自分を売り込むために活用したいのが職務経歴書なのです。
中途採用では、出身校名や未知の可能性よりも、実際に職場で身につけてきたことが重視され、キャリアが浅い人の履歴書は淡白で印象が薄くなりがちですが、職務経歴書ならば、履歴書に書けないような細かな実務の経験を具体的に記したり、業務で身につけた知識もアピールできます。
例え半年でも、組織の一員として働いてきたこと自体も評価の対象なのです。
<採用担当者が知りたい情報>
□社会人としての基礎訓練ができているか
前職場で就職した際に受けた「新人研修」もアピール要素の一つで、社会人としての基礎訓練を受けていることは、新卒者やフリーターにはない強みです。
□身につけているスキルはどの程度か
志望が事務系職種なら「パソコンスキル」の記述は必須となり、使用機種や入力速度、ソフトもワード・エクセルなど名称だけでなく、活用レベルがわかるコメントも伝えます。
□担当してきた業務の具体的な内容は
どんな業務をどう担当してきたのかを具体的に書き、同種の業務なら即時に対応できることを伝えます。
□就職した会社を辞めた理由は
中途採用では、2年以上勤続した経験がないと不利になりがちで、ましてや新卒採用での短期退職は、前職場が受けた迷惑や人事の立場がわかる分だけ評価が下がります。
ですので、納得のいく退職理由、前向きな転職目標、勤続への熱意を示すことが大切です。 |
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