求人企業への電話の注意点
会社によっては、書類送付に先立ち、応募人数を大まかに把握するために電話連絡を求める場合があり、これは面接日程の調整、または一次選考とも考えられます。
応募者を絞り込むために職歴や志望動機に至るまで、かなり突っ込んだことを質問されることも多く、気楽に電話をしてしまうと、その時点で次に進めなくなってしまいます。
電話をかける前には下書きの状態でもよいので、履歴書を準備しておくと先方の質問にも答えやすくなります。
求人広告への応募が多い会社では、最初の電話連絡で振るい落としをすることも多く、悪い印象を与えれば、その場で応募を断られることもあるのです。
また、問い合わせの電話で、給与や福利厚生などについての質問をするのは勤務意欲を疑われる、という以前に、採用担当者も答えられないということが多いようです。
具体的な給与額は、応募書類や面接で応募者の経験内容や実力レベルを判定したうえで決められるためです。
残業の実態なども、本人の実力や配属によって変わるためです。
また、問い合わせの電話では、どんな場合も自分の名前を名乗るのが基本で、これは社会人として常識で、名乗らないと警戒心を抱かれて回答をもらえないこともあります。
電話問い合わせの内容は、次のような内容に絞るほうがよいのです。
@募集職種の仕事内容、またはそれに関連した事業内容
A応募条件や選考対象の範囲
B面接日時
C面接日時
D勤務地 |
中小企業の会社では、通常業務のかたわら人材募集や採用選考などに携わる担当者が多く、対応が負担になっていること多く、選任の担当者がいる場合でも、質問項目を絞って簡潔に尋ねることが大切です。
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