会社や仕事を選び方
転職サイトや求人雑誌を見て、ただ漠然と思いつきで転職先を選ぶと、時間が経つと後悔することも多いのです。
時間が経っても、選択が正しかったといえる仕事や会社を見つけることに転職の意義があります。
自分が働く上で何にこだわりがあるのか、どういう条件なら納得して働けるかを事前に整理することは、大切なことなのです。
例えば、次の項目別に自分の希望や条件を書き出し、優先順位をつけておくと、自分の頭の中で整理がつき、求人広告を見れば冷静な絞込みができます。
□働き方のスタイル
同じ会社に勤めても雇用形態により働き方は違います。
フリーの業務委託、代理店契約などもあります。
それぞれの特色を知ったうえで、自分がどんな理由で、どんな働き方をしたいのか選んでおくことが大切です。
□職種や仕事内容
事務、営業、企画、販売、接客、技術、製作など志望職種を明確にするだけでなく、やりたい業務とできる業務を考えることも大切です。
□希望給与額と最低必要額
生活に必要な毎月の最低額を計算しておく必要があります。
勤務年数の長い人の場合、転職先での初任給は前職よりダウンすることが多いので、最低額を把握しつつ、希望額を決めると求人を探しやすくなります。
□働ける時間、欲しい休日
同じ8時間勤務でも始業・終業時刻は違いますし、交代勤務や深夜労働もあります。
家庭状況や生活スタイルに合わせ、対応できる時間帯、また最低取得したい休日条件を考えておきます。
□勤務地と通勤時間
通勤時間については、交通費支給もあり、最初は通えると思っていても、遠い距離を時間をかけて、毎日通うのは大変なことですので、安易に考えないようにします。
□会社の規模・従業員数
会社規模や従業員数は、転勤、所属移動の有無、仕事の規模、責任範囲、管理業務の数、福利厚生などに影響を及ぼします。
□社風や職場環境
上下関係の考え方、目標管理の手法、従業員の年代構成、技能向上や自己啓発への理解や支援の状況などを考えます。 |
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