面接は応募書類の補足説明
面接官は、履歴書や職務経歴書などの書類を見て、応募者の能力や持ち味を推測し、その推測が正しいかどうかを面接で確かめていきます。
面接官の面接での質問は、応募書類の内容を元にして組み立てているため、応募書類を作成するときには、面接官に伝えたい自分のイメージをしっかり意識しておくことが必要なのです。
職務経歴書では、どのような仕事を担当してきたかを見られますから、面接官がイメージしやすい表現で書くと印象に残ります。
例えば、「リーダー職」という表現より、「チームを統括する立場」「部門責任者」などの表現にしたほうがイメージしやすいのです。
次に大切なのがセールスポイントで、面接官は応募者の持ち味を知りたがっており、自分なりの表現を工夫することが大切です。
面接官は個別の質問を、応募書類の内容に基づいて組み立てていますから、応募書類の内容を追い、記載内容と違いはないか、どれだけ経験を積んでいるか、自分なりの考えを持っているか、などを確認していくのです。
ですので、面接官の目に留まりそうな表現を意識して盛り込んでおけば、それに関連した質問が出て来ると考えられるのです。
面接官は、質問の答えとして、応募書類そのままの答えを期待しているわけではなく、それに補足してほしいわけですから、応募書類を書く段階から、面接ではどの部分を補足説明する必要があるかを考えておく必要があるのです。
例えば、職務経歴を話すときは、経歴の節目ごとにどのようなノウハウを蓄積できたかを補足できると、成長の過程を印象付けられます。
仕事や組織についての考え方が変わった経験などを補足しても、応募者自身の考え方をアピールできます。
面接では補足説明しながら自分の売りをアピールすることになりますから、応募書類の段階では、面接官の質問を誘うようなキーワードを散りばめておくのです。
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