セールスポイントを見つける方法
セールスポイントは、履歴書や職務経歴書の自己PR欄や自分で作成したアピール書類に記載します。
@セールスポイントは、自分の好きなところを探すところから始めます。
例えば、「メンバーが非難されていると、弁護したくなる」などを表現する場合、「私はメンバーが困っている場合には、必ず声をかけることにしており、協力とはこんなことから始まると信念を持っています」などです。
A説得力、交渉力、情報収集力、調整力などの能力である自分の「持ち味」を見つけます。
アピールできるほどの能力を持っていないと思う人もいるかもしれませんが、自分で気付いていないだけかもしれないので、周りの知り合いに聞いてみるのも参考になりそうです。
他人との比較ではなく、自分らしいと思うものを素直に考えてみます。
例えば、「企画提案書をまとめるときに既存データをそのまま加工せずに、自分なりの仮説を必ず盛り込んだ内容にして、説得力を増すことに努力していました」などです。
緊急時やトラブルがあったときに、どのような行動をとったかを振り返ってみます。
例えば、「トラブルが起こったときはすぐに関係者に連絡した」「行動を起こすのが早かった」「対外的な影響を防ぐための行動をとった」などが考えられるなら、「私はトラブルやクレームなどの緊急時には、迅速な解決を行なうと同時に対外的な影響を防ぐための適切な処置を行なうリスク対応策を常に考えていました」などとアピールできそうです。
B自分しか経験していないことを探してみます。
忘れていることも多いでしょうから、入社して現在に至るまで、さまざまな節目ごとに、どのような経験をしたのかを思い出してまとめてみます。
どういう場所でどういう人に出会ったか、誰からアドバイスを受けたか、どんなトラブルがあったか、感銘を受けたことは何か、などです。
これらを書き出したら、例えば、「業務の標準化を進めるプロジェクトチームに参加したときに、各部門のベテラン社員から貴重な経験談を聞くことができ、その内容を整理することで、一人では経験しにくい分野の現状や課題を把握し視野を広げられた」などとアピールできそうです。
C関係者や関係部門にどのように力を発揮したのかということも評価の対象となります。
例えば、「営業本部で業務統括をした時期に、研究開発部門に顧客の要望を伝えることで開発業務に寄与できたので、この経験を通じて、相手に役立つ情報を与えることが関係部門に働きかけ協力を取り付けるコツであると分かった」などです。
D新入社員時代から今までを振り返り、仕事で手ごたえを感じた経験を思い出します。
無我夢中で仕事に取り組んだときに一皮向けたような経験が、今の自分を創っているのです。
例えば、「生産担当をしていたときに、営業支援のために一年間営業部に所属した時期があり、この時期に、代理店やエンドユーザーと接する機会が多く、それまで不得手としていた対外折衝力を身につけられ、当時は辛い経験だと感じていたが、結果的に、営業という異質の経験を乗り切ったことで視野も広がり自身を持てるようになった」などです。 |
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