退職金と源泉徴収票の受取
退職する際に税金関係で気をつけなければならないのは、退職金と源泉徴収票です。
退職金を受け取る際にしなければならないことは、次になります。
@退職金の金額・支払日・支払い方法・問題が生じたときの問い合わせ先を確認します。
A金額が退職金規程に則っているかを確認します。
B退職所得に関する申告書を会社に提出します。
C退職所得の受給に関する申告書を会社に提出します。
D退職金を受け取ります。
E金額を確認します。 |
源泉徴収票は特段に請求しなくても発行されますが、会社によっては、退職時に発行する場合や年末に発行する場合がありますから、発行時期を確認しておきます。
@退職前に源泉徴収票の受容日・受領方法、問い合わせ先を確認します。
A給与所得の源泉徴収票受領します。
B退職所得の源泉徴収票を受領します。
C記載に不備・誤りがないかどうか、社印が押されているかどうかを確認します。 |
源泉徴収とは所得税の前払い金に当る源泉所得税を給料から天引のかたちで会社が徴収し、従業員に代わって納付する制度のことで、源泉徴収票は、その証明書です。
給与(給与所得)分と退職金(退職所得)分の両方をもらっておきます。
給与所得の源泉徴収票は次の場合に使用します。
@会社を退職した年に再就職したなら、再就職先の会社に提出することで、年末調整されます。
A退職した年に再就職しなかった場合、翌年、確定申告すれば納めた税金の一部が戻ってくる可能性があり、その際、源泉徴収票が必要になります。
B退職した年に事業(個人事業を含む)を起した場合も同様で、翌年の確定申告の際、必要となります。 |
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