面接官の採用の決め手

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面接官の採用の決め手

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面接官の採用の決め手

人事部長 「今、面接をした2人は比べてみてどうかね?」
採用担当 「太郎さん(30歳)はかなり仕事ができそうです。即戦力として期待できますが、新しいことを吸収する柔軟性がどれだけあるかが気になります。二郎さん(35歳)は堅実そうです。力強さは感じませんが、積極性やチャレンジ精神は感じます。」
人事部長 「なるほど。」
採用担当 「即戦力としては太郎さんが魅力的です。しかし、これからは業界情勢も変わっていきますから、その変化についていけるかどうか?二郎さんのほうは、即戦力になるというよりは、ゆっくり力を出してくるタイプだと思います。年齢の割には柔軟な発想を持っていて急激な変化にも耐えられるように見えました。わが社の将来を考えた場合二郎さんが必要ではないかと思います。」
人事部長 「太郎さんが即戦力があり、また柔軟性が欠けているという点は同感だが、二郎さんは成果を残せるかね?」
採用担当 「目覚しい業績を上げるようには見えませんでしたが、着実に成果を出していけると思います。予期しない状況に遭遇しても柔軟に切り抜けていきそうです。現在の実力は太郎さんのほうがありそうですが、この先、事業が厳しくなっていくことを考えると、二郎さんのような人材を確保しておくことが必要ではないかと思います。」
人事部長 「なるほど、では今回は二郎さんを採用しよう。」

短い面接時間の中では、面接官は応募者を採用した後のことをイメージするのです。

「この人はどのように仕事をしていくのか」

「新しい事業をうまくやっていけるか」

「メンバーとうまくやっていけるのか」

応募者の仕事ぶりを保障するものは何もない中で、少ない判断材料を元にして、採用すべきかどうかを決定しなければならないのです。

面接官は、期待感と同時に、人を採用するという自分の判断で、会社の組織は影響を受けますから、真剣で不安なのです。

こうした不安を取り除く発言が応募者の口から出て来ると面接官は安心できるのです。

上記のケースでは、二郎さんが事業展開が厳しくなっていく状況に、柔軟に対応できるとう判断材料を提供できたため採用されたのです。

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