決めセリフを作るポイント
面接官の記憶に残る決めセリフの数は少なくてよく、存在感を思い起こさせるセリフが少しあればよいのです。
逆に、決めセリフを多く準備すると、話すときに忘れてしまったり、集中力が分散してしまいます。
フレーズは１行か２行にし、できるだけ簡潔にし、決めセリフだからといって真新しいことを盛り込む必要もなく、特に訴えたいことを言葉にまとめるだけです。
面接の中で売り込んできたことを再度訴えてもよく、その場合には、言い回しを変える必要がありそうです。
＜決めセリフを作るポイント＞
①自分をアピールするキーワードを選ぶ。
自分の売りにピッタリ合うキーワードを用意して、自分なりの表現に変えてみます。
例えば、「チャレンジ」をキーワードにした場合、近い言葉は、挑戦する、困難を乗り越える、課題を達成する、期待に応える、自分との戦い、限界を超える、等です。
気に入った表現を選んだら、なるべく決めセリフのフレーズの最初に言うようにし、主題から述べるとインパクトが強まります。
②面接官に訴えたい姿勢や気持ちを考える。
自分の売りを端的に表現する言葉を選んだら、次に、仕事への姿勢や思い入れを示す表現を考えます。
例えば、「可能性を追求する」「会社と一緒に育って行きたい」のキーワードで作ってみます。
「私は、自分の限界と勝負したいと考えており、その結果、御社の成長に合わせて私自身も限りなく伸びていけると確信しております。」
「困難な課題に挑戦してこそ、働きがいを感じ、これからも自分の可能性に挑戦し続けてゆくつもりです。」
この他の決めセリフの例
「数々の経験を積んできたので、御社の職場に良い刺激をもたらし、燃えるような活気を引き出せるはずだと考えております。」
「私なりに修羅場をくぐってきて、どのような環境にあっても、結果を出すというスタイルが身についております。」
「もし私に御社で働くチャンスをいただければ、採用して損はなかったと言わせる自信があります。」
「どのような状況下でも、現状を冷静に判断して、最適な行動をとる自信があります。」 |
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