後ろ向きな表現を前向きに変える
質問の受け答えに、後ろ向きの表現をすると、意欲がないと受け取られますが、こうした言葉はちょっとした言い回しの工夫で、前向きな気持ちを表す言葉に変えられるのです。
質問「わが社にどのように貢献できますか?」
×「あまりご期待に応えることはできませんが・・・」
○「・・・については、十分にご期待に応えることができると思います。」 |
質問「どのような分野で活躍できそうですか?」
×「分野を明確には特定できないのですが・・・」
○「・・・の分野で活躍したいと思います。」 |
ネガティブな表現は聞く側の気持ちも暗くしますので、率直な気持ちを言おうとしたときに、無意識に使うことがあるので注意が必要です。
質問「現在の心境を率直に語ってください。」
×「自分の力が本当に通用するかどうか不安です。」
○「自分の力が、本当に通用するかどうかを、試す機会をいただければ幸いです。 |
質問「かなり長く転職活動をしていますね。」
×「気持ちが不安定になるときがあります。」
○「常に、気持ちをハツラツと保てるよう、自分に言い聞かせております。」 |
質問「本当にわが社でやってみようという気持ちがありますか?」
○「本当かと言われれば緊張しますが、チャンスをいただければぜひやってみたいと思います。」 |
質問「現在の会社の方が、処遇条件はいいと思いますが・・・」
○「すでに気持ちは吹っ切れております。今後は、将来のことだけを見つめてゆくつもりです。」
○「処遇よりも新しい仕事にチャレンジしたいという気持ちの方が勝っております。」 |
質問「希望職種は営業事務ということでよろしいですね。」
×「一応営業事務ということを希望しますが、販売の第一線でも良いという気持ちもあります。」
○「営業事務が第一希望です。しかし、販売業務に配属ということになれば、そちらでも頑張っていきたいと思います。」 |
言い訳は、自分の考えを正当化しようという気持ちの表れですから、面接官には自分の考えにこだわりすぎているように見えます。
自分の考えを主張するのであれば、上手に言い換え、新たな考えを打ち出していきます。
×「そういう意味ではありません。自分の体験で感じたことをお話しただけです。」
○「先ほどお話した体験から、このように別の教訓を学ぶことができました。」 |
懇願するのは、何とか採用して欲しいという気持ちの表れですが、懇願するということは、気持ちの弱さとも思われますから、堂々とアピールすればよいのです。
×「十分貢献できると思いますので、何とかご検討いただきたいと思います。」
○「はい、絶対に貢献してみせます。」 |
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