職務経験は職務経歴書の補足
面接では職務経験を確認する質問は必ずされます。
このときに職務経歴書と同じ内容を長々と話さないように心がけ、職務経歴書の補足とて話すようにします。
質問「前の会社では、どのような仕事をしていたのですか?」
○「職務経歴書に書いている通りですが簡単に説明します。**年から**年までは営業部で広告販売業務を担当いたしました。この時期は、仕事の基本を身につけました。その後、イベント業務を兼任することになりました。この経験が長く、ここで、**のノウハウを蓄積できました。」
○「営業部で*年間、広告販売業務を担当しました。そこで得たものは、お客様との信頼関係を築きあげることの大切さです。その後、イベント業務を兼任することになりました。」 |
特に印象に残っている部門や職務があれば、補足説明します。
自分にとって、特に印象に残っている部門や職務をいくつか選び、そこで得られたものを簡潔に話し、短い文章に、キーワードを盛り込むようにすると効果的なアピールができます。
○「**部門に携わったときに、仕事は、お客様と一緒に作っていくものだという仕事観を持つようになりました。」
○「**職務を通して、意欲があれば、必ず目標は達成できるという信念を形成いたしました。」 |
職務経歴書とは別の表現で説明すると、新鮮味が生まれます。
職務経歴書で使っている表現を、別の表現で補足説明すると新鮮な印象を与え、面接官は実績に関心があるので、実績がより明確になるように説明します。
<職務経歴書の表現>
この時期に、クレーム処理のマニュアルを作成したため、クレーム対応を標準化できた。
○「この時期にクレーム処理のマニュアルを作成しました。そのおかげで、クレームに対するメンバーの意識が高まり、それまでばらつきのあったクレーム処理の行動が標準化されました。」
○「この時期にクレームの実態を分析し、メンバー全員でクレーム処理のマニュアルを作成しました。分担して作成したおかげで、クレーム対応の仕方が標準化されました。」
<職務経歴書の表現>
長年、販売業務を担当し、組織として目標を達成するノウハウを修得した。
○「販売は実績で評価されるため、自分のノウハウを隠しがちになるのですが、メンバーへ組織が成長することで、必ず個人に見返りがあるという信念を訴えました。そこから生まれた信頼関係を元にして、メンバー同士のノウハウを交換し組織のノウハウとして蓄積しました。」
<職務経歴書の表現>
生産現場で生じるトラブルを、他部門の協力を取り付けて迅速に解決できる。
○「トラブルの迅速な解決は、お客様の信頼に必ずつながると考えております。このため、日頃から関係部門に顔を出し、トラブル対応を全社的な観点から捉えることを心がけておりました。」
<職務経歴書の表現>
プロジェクトリーダーとして、目標達成に向けて異質のメンバーを統率することができる。
○「プロジェクトリーダーは、目標達成のため、常に全体に目配りをしておく必要があります。その観点からメンバーがどうすれば動きやすくなるかをいつも考えてサポートして参りました。」 |
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