職歴の浅い職務経歴書
年齢が若かったり、職歴の浅い人が職務経歴書を書こうとすると、極端な場合、1行で済んでしまう場合がありますが、これは避けるべきです。
視覚的に見て必要以上に空白が多い書類は、能力、実績ともに不足しているという印象を与える可能性が高いからです。
このような場合、これまでの仕事の内容を洗いなおして、記入内容を増やすことができないかという努力をする必要があります。
どのような職種であっても、日々の仕事内容を数え上げていけば、さまざまな要素から成り立っているはずです。
その中から、これから応募する仕事に結びつきそうなものを選び出していく作業こそが、効果的なアピールにつながるのです。
どんなに工夫しても職務経歴書の文字数が増えない場合は、文字サイズを大きくする方法があり、一般的なビジネス文書では通常11か12ポイントが使われており、13ポイントまで拡大すると、文字数は約2割減らすことができます。
ただし、これ以上文字を大きくすると故意に文字数を減らしているのではという印象を与える可能性もあります。
また、自己PRの項目を立てて、可能であれば学生時代からの経験や将来への抱負などを踏まえた自己紹介文を入れます。
職務内容についても、できるだけ多くの項目を立てて、短い間でも意欲的に仕事に取り組んできたという印象を伝えるようにします。
これから目指す職種に関連した業務については、その比率がわずかであっても、必ず盛り込みます。
まだ取得していないけれども、もし持っていたら必ず評価される資格や検定があったら、「**検定1級を目指して準備中」というような記述をします。
平成*年*月*日
職務経歴書
山田花子 印
(29歳)
□自己PR
学生時代からファッションに興味があり、長期の休暇ではいつもブティックでアルバイトをしていました。卒業後も迷わずアパレル分野に進み、一貫して販売を担当していました。ただ、フルタイムでこの仕事をするようになって、単に「販売」をするだけでなく、商品や企画段階から関わりたいと思うようになりました。将来的には企画や買い付け、そして販売とトータルな形でこの分野に関わっていきたいと思っています。
□職歴
平成*年*月〜現在
株式会社****勤務
婦人服ブティック「**」**店配属
婦人服の販売
・ディスプレイのコーディネイト
・顧客フォロー
・催事の企画と実施
□取得資格
平成*年*月 ファッションコーデイネーター色彩能力検定2級
(現在は同検定1級取得を目指して勉強中です) |
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