中高年向けの人材銀行
中高年だけを対象にした専門型のハローワークを人材銀行といい、基本的な仕組みは次のようになります。
@取扱職種が限られている
人材銀行とは、国の職業紹介機関のことで、取扱職種が「管理的職業」「技術的職業」「専門的職業」に特化しています。
対象者は40歳以上の管理的・技術的・専門的職業の豊富な経験と高度な専門知識・技術を持っている人とされています。
A独自の求人・求職システムを採用しています
一般のハローワークからは人材銀行の求人データにアクセスできず、人材銀行に登録した人だけしかそのデータを利用できません。
求人は人材銀行専用のもので、管理的職業や技術的職業に限定しているだけあって、給与などの条件は、一般のハローワークに比べて、かなり高い傾向にあります。
B相互リクエスト方式での職業紹介がされます
人材銀行の場合は、求職者が求人データにアクセスするだけでなく、人材を求めている企業側からも求職者データにアクセスする双方向方式になっています。
具体的には、企業が人材銀行に求職登録している人のデータを検索して、自社のニーズに合った人材を探し、見つけたら「リクエスト」をかけられる仕組みになっています。
「リクエスト」をかけられた求職者はその企業のデータをみて、面接に行くかどうかを判断します。
C詳細なキャリアシートを作成します
人材銀行では、求職登録時に詳細なキャリアシートを作成しなければなりません。
登録時の初回相談では、時間をかけて書き方などのアドバイスを行い、その後、いったん自分で書いて窓口まで持ってきてもらって、それをもとに指導して完成させていくようです。
営業と人事労務など複数のキャリアのある人は、職種ごとに登録することが可能です。 |
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