自己都合退職で3ヶ月待たない
自己都合で退職する人にとって、困るのは給付制限で、3ヶ月間無収入になるのです。
そこで考えられるのが「職業訓練」を受けることで、職業訓練とは、失業した人を対象に再就職に役立つ知識や技能を無料で習得させてくる国の制度をいいます。
給制限を課せられている人が職業訓練を受講した場合、受講スタートの時点でそれが解除になり、3ヶ月待たなくても失業手当が支給されるのです。
最近では民間の専門学校に委託して実施されるパソコン関係やIT関係などのコースも増えているのです。
訓練期間は、標準的なコースでは3ヶ月または6ヶ月が一般的ですが、中には若年者(30歳以下)を対象とした1年コースまたは2年コースまで設置されています。
ただし、この職業訓練は誰でも受講できるわけではなく、書類選考(または筆記試験と面接)が行なわれ、それをパスしないと受講できないのです。
中には定員割れを起しているコースもあるようですから、とりあえずは申し込んでみるようにします。
問題は募集時期で、退職して職業訓練に申し込もうと思ったら、志望コースの募集がちょうど締め切った後で、次の募集は3ヶ月先ということもありえます。
そうなると、受講開始まで3ヶ月も期間が空いてしまうことにより結果的に給付制限を過ごすのと変わらなくなってしまいます。
ですので、退職前から応募可能な訓練コースについての情報を集めておき、志望コースの申し込みがすぐにできるようなタイミングで退職するのです。
ちなみに訓練開始日までに退職することが決まっていたら、在職中でも申し込みはできるのです。
ハローワークでは、応募可能な訓練コースについてのパンフレットがひととおり置いてありますので、まずはそれをもらってきます。
また、ハローワークには職業訓練についての窓口もありますので、ここでも相談ができます。
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