失業給付の金額と再就職手当
<失業給付金額の計算方法>
失業給付=離職前6ヶ月の賃金÷180×給付率×所定給付日数
<基本手当の所定給付日数(一般の離職者)>
被保険者の期間 |
1年未満 |
1年以上5年未満 |
5年以上10年未満 |
10年以上20年未満 |
20年以上 |
一般被保険者 |
90日 |
90日 |
90日 |
120日 |
150日 |
就職困難者 |
45歳未満 |
150日 |
300日 |
300日 |
300日 |
300日 |
45歳以上65歳未満 |
150日 |
360日 |
360日 |
360日 |
360日 |
<基本手当の所定給付日数(倒産や解雇などによる離職者)>
被保険者の期間 |
1年未満 |
1年以上5年未満 |
5年以上10年未満 |
10年以上20年未満 |
20年以上 |
30歳未満 |
90日 |
90日 |
120日 |
180日 |
|
30歳以上45歳未満 |
90日 |
90日 |
180日 |
210日 |
240日 |
35歳以上45歳未満 |
90日 |
90日 |
180日 |
240日 |
270日 |
45歳以上60歳未満 |
90日 |
180日 |
240日 |
270日 |
330日 |
60歳以上65歳未満 |
90日 |
150日 |
180日 |
210日 |
240日 |
*1日当りの支給額である「基本手当日額」は、離職前6ヶ月の賃金(賞与や手当を除く)合計を180で割り、それに給付率をかけて計算される。
*基本手当日額には年齢により上限がある。上限は、30歳未満6495円、30歳以上45歳未満7215円、45歳以上60歳未満7935円、60歳以上65歳未満6916円。
*給付率はおよそ6〜8割で、賃金の低い場合ほど高率になる。
*基本手当日額に所定給付日数をかけたものが、支給の総額となる。
*倒産や解雇などで離職した受給資格者(特定受給資格者)は、給付日数が多くなる場合がある。
*短時間労働被保険者の場合は除く。
<再就職手当について>
□再就職が決まった段階で次の条件を満たしていれば、再就職手当が受けられる。
@支給残日数が所定給付日数の3分の1以上かつ45日以上ある。
A1年を超えて勤務することが確実である。
B原則として再就職先で雇用保険の被保険者になる。
C離職前の事業主に再び雇用されたのではない。
D過去3年以内に再就職手当が常用就職支度金を受け取っていない。
E自己都合の場合、給付制限期間の最初の1ヶ月であれば、ハローワークの紹介で就職している。
F待期期間(7日間)を満了している。
□給付額は支給残日数の3分の1に相当する日数に基本手当日額を乗じた金額となる。 |
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