取引先への退職の挨拶状
引継の対象は後任者や会社だけでなく、顧客や取引先などの社外関係者にも及びます。
どの仕事を誰に引き継ぐか、いつまでに何を用意するのか、取引先や顧客へのあいさつ回りはどうするかなど、退職日までに必要な業務を挙げて、上司と相談の上、スケジュールを立てます。
引継でもあいさつでも相手の都合がありますし、資料作りなどは予想以上に時間がかかりますから、早めに日程を調整して、余裕のあるスケジュールを組みます。
これまでの業務の流れを表すチャート、各種業務の内容と関連、作業の優先順位、顧客リストなどを作成します。
後任者が決まったら、業務の手順や顧客の特徴などを伝えると同時に、取引先や顧客に紹介するあいさつ回りを行ないます。
社内的な引継も重要ですが、社外との引継がうまくいかないと、後任者にも会社にも迷惑がかかり、結局は自分にかかってきます。
あいさつ回りにいった取引先もそうでない取引先にも、付き合いのあった社外の関係者には挨拶状を出します。
<挨拶状のひな形>
拝啓
皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、私は本年*月*日をもちまして、株式会社**を円満に退職いたすこととなりました。
在職中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
何卒、今後とも倍旧のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
取り急ぎ書面をもって失礼とは存じましたが、御通知方々ご挨拶申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
敬具
平成**年**月**日
東京都******
山田太郎 |
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