仕事で大切なことは、常にビジネス志向の考えを持つことで、以前の研究職は、同僚と専門分野の研究をするのが当たり前で、その後の開発や量産は別の部署に任せきりだったと思います。
それでは、現在の商品化のスピードに追いついていけません。
厳密なコスト計算は専門の方にお願いするにせよ、我々が常に市場を意識していないと、実用化にかかる日程が何倍にも延びてしまいます。
これでは、せっかくの研究も水の泡になりかねません。
以前、私のチームの研究成果から製品化されたものがありましたが、その*ヶ月前に他社に類似商品を出され、結局社内では失敗作が評価となりました。
性能はよかったのですが、競合他社のブランドイメージが強かったため、消費者に受け入れなれなかったのです。
この経験から、自分なりに市場へのリサーチとコスト計算をするようになりました。 |