企業人事の採用したい人
中途採用社員に一番期待されるのは即戦力になることで、そのために企業は転職者のどこを見て、実際の採用の判断材料としているのかについて、実績や商品知識、技術力などは当然ですが、そればかりではないようです。
@中途社員に望まれるもの
不足している人員や今後の事業展開に必要な人材ですから、経験やスキルが一定の条件にあることが前提ですが、それ以外にも、同僚とうまくやっていけるか、仕事に対して意欲や熱意があるかなど、いろいろな点で評価します。
A企業の採用ポイント
実務面と人物面の両方が評価対象ですが、重視する度合いはそれぞれ異なるようです。
しかし、やはり中途採用の場合は、まず経験やスキルが重視され、次に、協調性や熱意などを重視しているようです。
B年齢で異なる転職者の期待度
20代は将来性に期待する可能性、30代は即戦力の採用の度合いが強くなり、「未経験者募集」の場合には、年齢が若い方が有利になると考えられます。
C第二新卒社員の求められるもの
可能性重視という点で最も多く採用されているのが、第二新卒世代です。
前職での経験がそれほど問われない場合が多いのですが、経験が少ないなら少ないなりの実績や成果、成長がなくては採用は難しいと考えられます。
また、転職先への熱意も重視されます。 |
<企業の評価ポイント>
□中途採用の場合、入社後の部署が決まっている場合も多く、「こんな人が欲しい」というイメージができあがっているのです。
このイメージに100%合わなくても、それに近いことが条件になります。
□長年積み重ねてきた社風は、企業により大きく異なり、外資系と国内系でも違いますし、同じ国内系の企業でも異なりますので、これを見過ごすと採用は難しいのです。
□必要なプロジェクトなどがある場合の採用では、その終了後には別の仕事を任せることになり、一過性の労働力ではなく、将来的にも会社の戦力になれることが採用の条件になるのです。
□実績があっても同僚たちや関連会社の社員たちと円滑に仕事が進められないと思われたら、採用はされません。
面接で前の会社の悪口を言うような人は、転職しても同じことをすると思われるのです。 |
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