面接で前職と違う職種の理由
転職を希望する人で未経験者は即戦力にはなりませんが、それでも企業が未経験者を採用する理由の一つは、新卒のように社会人として育てる必要がないからです。
ですので、一般常識やマナーを身につけていることは最低条件なのです。
また、未経験者でも今まで何らかの仕事を続けてきたことは事実で、仕事には業種・職種別の専門性だけでなく、顧客対応、企画立案、組織協調性など共通する能力も多くあります。
その基礎的な能力があることを見せるのは、仕事きちんとこなしてきた実績なのです。
ですので、会社から信頼されて任された担当業務、最初から最後まで関わったプロジェクトなどを積極的にアピールします。
また、応募職種で役立つ資格や趣味も自己PRになりますし、企業が未経験者に求めるのは、熱意、斬新さ、吸収力などですから、これらについてもアピールします。
<回答例>
営業事務を*年間担当して、営業所内の事務的な業務全般と、営業部支援のための顧客サポートを経験してきました。
基本的に顧客サポートは電話連絡のみで対応していましたが、営業部が多忙な場合には直接相手先に伺うようになり、顧客対応の面白さを知りました。
お客様と直に接してわかったのですが、営業部員は事務処理や計数計算などに長けている人が少なく、私の対応は評判となりました。
私は思い切って営業職への異動を希望しましたが、他部門への異動は前例がないと断られました。
私には営業部員としての実績はありません。
しかし、わずか1年ほどですが、お客様と対応していた経験は私のスキルにつながっていると考えます。
また、部内の事務業務全般を*年間経験してきた実績も、御社の営業で生かせると信じています。 |
新卒で入社した現在の会社では、販促営業を担当しています。
入社時期は就職難で、かつ業務内容をよく調べずに就職した未熟さから、入社当初より職種が自分に合わないのではと考えていました。
仕事には自分なりに積極的に取り組んできましたが、やはり、当初志望していたプログラマー職への興味が断ち切れず、転職を決意しました。
大学ではプログラミングを勉強しました。
卒業後は主に**を独学し、自分でホームページを開設して実際に使ってもいます。
業務としての経験はありませんが、知り合いにはシステム開発プログラマーが多く、業界の動向なども絶えずチェックしています。
わずか*年ですが販促社員としての経験は、顧客企業の社員とのコミュニケーションに役立つと考えています。
ぜひ、開発職での採用をお願いします。 |
*年間、海外旅行の添乗員として勤務してきました。
主にヨーロッパを担当し、1年のうち半分以上を海外で過ごしてきました。
そのため、英語とイタリア語の日常会話には不自由しません。
仕事は多忙でしたが、もともとファッション関係に興味がありましたので、出かける国々では必ずブッティックへ立ち寄り、また現地の情報誌も購入していました。
服飾関係での経験はありませんが、自分なりに流行のファッション、特に素材に注目してきました。
御社が立ち上げた新ブランドは*代の独身男性をターゲットにした、今までにないニーズを生み出すと感じ、ぜひ参加させていただきたく応募しました。
海外のブランドに数多く触れてきた経験と、現地の店員などとの対話から新しい視点で御社に貢献できると思います。
また、語学力を生かして、将来的に現地デザイナーとの折衝も担当できればと思っております。 |
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