人材紹介会社の利用法
人材紹介会社とは、厚生労働省の認可を受けた民間の職業紹介会社のことで、登録者のキャリア、スキル、適性などを総合的に判断して、企業を紹介し、登録型とスカウト型に分かれます。
転職希望者が登録すると、専属のコンサルタントが登録者の経歴やスキルを査定して、最適な転職先を紹介してくれます。
また、その企業の内情や面接に向けたアドバイス、応募書類の書き方などを教えてくれます。
紹介された企業に応募するかどうかは登録者の自由で、内定を断ることもできます。
人材紹介会社へ登録し、企業を紹介してもらっても、手数料などは一切かからず、これは紹介先の企業が成功報酬として負担するからです。
登録型人材紹介会社は、転職希望者の経歴やスキルなどの求職者情報を登録しておき、企業の依頼により求人内容に合った人材を引き合わせます。
両者の希望が合致して初めて紹介が行なわれるので、登録者と企業の双方にとって理想的なのです。
スカウト型人材紹介会社は、ヘッドハンティング会社のようなもので、企業に依頼された人材を登録者の中だけでなく、独自のルートからも紹介する会社です。
管理職クラスなど高いスキルの人材を扱う傾向が強いので、キャリアの浅い転職希望者には登録型の利用になります。
@転職希望者は人材紹介会社のサイトから登録し、履歴書や職務経歴書を提出します。
A紹介会社のコンサルタントが面談により、転職希望者のスキルを客観的に判断するキャリア査定を行ないます。
また、希望を聞いた上で、転職の可能性や探すべき企業などのアドバイスを行ないます。
Bコンサルタントが転職希望者の希望を満たしてくれる企業を選定・紹介します。
C転職希望者が紹介された企業を検討・選定し、断ることもでき、何度でも紹介を依頼できます。
D応募の意思が固まった時点で、コンサルタントが登録者を企業へ推薦し、面接がセッティングされます。
同時に複数の企業のセッティングが行われる場合もあります。
Eコンサルタントが企業に同行し、詳細条件の交渉を行なったり、事前に企業に交渉を行なったりします。
F企業と登録者の双方が合意すれば入社となります。
G必要に応じて、コンサルタントが退職手続のアドバイスを行い、また、入社後のカウンセリングを行ないます。 |
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