内定の取消と不採用の理由
もし重要な応募条件を偽ったり、経歴詐称など応募書類に虚偽の記述をしていた場合には、それが発覚して内定が取消される可能性が高いとされます。
しかし、応募者の側に責任がない場合の内定取消は、法律では解雇と同様の扱いとしています。
労働者側としては、「内定通知をもらっても労働契約を結ぶまでは、採用されたとはいえない」と考えられることと相反しますが、法律は弱者救済の立場から、採用側に対しては「内定通知は雇用契約の成立」という解釈をしています。
出社日が決まっていれば、解雇予告手当の対象にもなるなど、内定を一方的に取消すことを厳しく制限しているのです。
また、不採用になった場合にその理由を教えてもらえると、次の面接に備えることができるのですが、応募先に不採用の理由を聞いたとしても、回答はもらえないのが普通です。
これは自分で原因をつかむほかなく、転職ノートなどを作っておくことで振り返ってみることもできます。
人間性を否定されたと感じて落ち込む人がいますが、経験やスキルなど実力が満点でない限りは、勘違いと言えます。
どこに問題があったのか、会社選びや情報収集、応募書類の書き方や送り方、面接でのマナーや質疑応答、礼状まで、全体を見渡して自己分析して次の活動に臨むようにします。
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