面接での転職が多い理由
転職回数が多い、ブランクが長いなど、選考のうえで不利になりがちな要素がある応募者は、面接に臨んで、その点を恐れる傾向がありますが、これは間違いで、このハンディに切り込む質問は、面接担当者の不利を挽回するチャンスなのです。
不採用が決まっていれば、あえて詳しい内容は聞かないものです。
また、誰でもマイナスな要素があるのは当然で、それをカバーする対応策を考えておくのが職業人としての基礎力です。
説明次第では、マイナスをプラスにすることも可能で、質問でチャンスを与えられたら、面接担当者が抱いている危惧や疑念を払拭できるようにします。
＜例＞
「転職のたびに仕事を変えた理由は？」
大学卒業時に職業の選択に迷ったことが最大の理由です。
自分が本気で取り組める仕事と出会いたいと考え、雇用形態にこだわらずにアルバイトで複数の仕事を経験したのですが、１年前にこの仕事を知りました。
以降は前職場で仕事をしながら、この仕事の勉強をしてきました。
前職場では後輩指導も任され、契約更新の話も出ましたが、自分の目標を達成したいと考え、今回を最後の転職するつもりで応募しました。 |
複数の職場・仕事をフリーターのように転々としてきた応募者に向けられる質問で、応募先につながる何らかの一貫性があれば、それを糸口にアピールするようにします。
勤続意志だけでなく、会社への所属意識、仕事に対する姿勢も疑われがちなので、目標への努力や前職場での評価も伝えていきます。
＜例＞
「こんなにブランクが長いのはなぜ？」
実は退職を期に、２ヶ月ほど郷里で祖母の介護をしておりました。
その後、転職活動を始めましたが、未経験で＊＊に就くには資格があると有利だと聞き、スクールに通って専門知識習得と資格取得に専念してきました。
その資格を生かして、少しでも早く戦力になれるよう努力して、キャリアを積んでいきたいです。 |
失業期間が３ヶ月を過ぎたら、あちこちを落とされた人と思われがちです。
また、失業期間が長引くと就業意欲の衰えも懸念されがちなので、仕事関連の新しい知識・技能習得の実績を作っておくようにしておくことも大切です。
 転職サイトを使いこなす！
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